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こんにちはGreeen Mercado(グリーンメルカド)です。
金魚は古くから日本で親しまれてきた観賞魚で、その美しい姿と飼育のしやすさから多くの人々に愛されています。しかし、市場には多種多様な金魚が存在し、どの種類を選べば良いのか迷うこともあるでしょう。そこで今回は、飼育難易度、性格、丈夫さ、サイズ、価格、入手難易度を考慮した、初心者にもおすすめの人気金魚10種類をご紹介します。
1. 和金(わきん)

飼育難易度:★☆☆☆☆(非常に飼育しやすい)
性格:活発で遊び好き 丈夫さ:非常に強い サイズ:15〜20cm 価格:数百円〜 入手難易度:非常に容易
特徴:
和金は日本で最も一般的な金魚で、そのシンプルな体型と赤い体色が特徴です。泳ぎが得意で活発に動き回るため、広めの水槽での飼育がおすすめです。環境の変化にも強く、飼育初心者に最適な種類です。
2. 琉金(りゅうきん)

飼育難易度:★☆☆☆☆(非常に飼育しやすい)
性格:穏やかで温和 丈夫さ:強い サイズ:12〜15cm 価格:500円〜1000円程度 入手難易度:容易
特徴:
琉金は丸みを帯びた可愛らしい体型と長い尾ひれが魅力です。泳ぐ速度はゆっくりで、水槽内でも優雅な姿を見せてくれます。他の金魚とも混泳しやすく、水質変化にも比較的強いため、初心者にも飼育しやすい種類です。
3. 出目金(でめきん)

飼育難易度:★★☆☆☆(飼育しやすい)
性格:やや臆病 丈夫さ:強い サイズ:10〜15cm 価格:500円〜1500円程度 入手難易度:容易
特徴:
大きな飛び出した目が特徴の出目金。視力はあまり良くないため、ゆっくりとした動きが多いです。同種間での混泳は問題ありませんが、活発な金魚とは避けた方が良いでしょう。水温や水質の変化に強く、飼育も比較的簡単です。
4. オランダ獅子頭(おらんだししがしら)

飼育難易度:★★☆☆☆(飼育しやすい)
性格:穏やかで社交的 丈夫さ:強い サイズ:15〜20cm 価格:1000円〜3000円程度 入手難易度:容易
特徴:
頭部のボンボンとした肉瘤(にくりゅう)が特徴のオランダ獅子頭。優雅な長い尾ひれも魅力的です。泳ぎはゆったりとしており、穏やかな性格です。他の金魚とも仲良くでき、初心者にも飼育しやすい種類です。
5. コメット

飼育難易度:★☆☆☆☆(非常に飼育しやすい)
性格:活発で遊び好き 丈夫さ:非常に強い サイズ:15〜25cm 価格:500円〜1000円程度 入手難易度:容易
特徴:
長い尾ひれが彗星(コメット)のように見えることから名付けられた品種。和金に似た体型で泳ぎが得意です。環境適応能力が高く、屋外の池でも飼育可能です。丈夫で病気にも強いため、初めての飼育におすすめです。
6. 朱文金(しゅぶんきん)

飼育難易度:★☆☆☆☆(非常に飼育しやすい)
性格:活発で社交的 丈夫さ:非常に強い サイズ:15〜20cm 価格:500円〜1500円程度 入手難易度:容易
特徴:
赤、白、黒、青など複数の色が混ざった体色が美しい朱文金。泳ぎが得意で活発に動き回ります。水質の変化にも強く、屋外飼育も可能です。他の金魚とも混泳しやすく、初心者に最適な種類です。
7. らんちゅう

飼育難易度:★★★☆☆(やや難しい)
性格:穏やかでおっとり 丈夫さ:普通 サイズ:10〜15cm 価格:2000円〜5000円程度(高級品は数万円) 入手難易度:やや容易
特徴:
背びれがなく、丸みを帯びた体型が特徴のらんちゅう。金魚の王様とも呼ばれ、高級品種として人気があります。泳ぎがあまり得意ではないため、浅めの水槽での飼育が望ましいです。水質管理には注意が必要ですが、その美しさから飼育する価値のある種類です。
8. 丹頂(たんちょう)

飼育難易度:★★☆☆☆(飼育しやすい)
性格:穏やかで上品 丈夫さ:強い サイズ:15〜20cm 価格:1500円〜3000円程度 入手難易度:容易
特徴:
全身が白く、頭部に赤い斑点を持つ丹頂。美しい色彩が特徴で、観賞魚として人気があります。泳ぎはゆったりとしており、性格も穏やかです。水質変化にも比較的強く、初心者にも飼育しやすい種類です。
9. 青文魚(せいぶんぎょ)

飼育難易度:★★☆☆☆(飼育しやすい)
性格:穏やかでおとなしい 丈夫さ:強い サイズ:15〜20cm 価格:1000円〜3000円程度 入手難易度:やや容易
特徴:
青みがかった独特の体色が特徴の青文魚。優雅な尾ひれと穏やかな性格で、観賞価値が高いです。水質の変化にも強く、飼育も比較的簡単です。珍しい色合いを楽しみたい方におすすめです。
10. ピンポンパール

飼育難易度:★★★☆☆(やや難しい)
性格:おっとりとして愛嬌がある 丈夫さ:普通 サイズ:10〜15cm 価格:1500円〜4000円程度 入手難易度:やや容易
特徴:
丸い体型と、真珠のように盛り上がったウロコが特徴的なパールスケール。見た目の可愛らしさから人気があります。泳ぎはあまり得意でないため、水流の少ない環境が適しています。水質管理や餌の選択に注意が必要ですが、その愛らしさは飼育者を魅了します。
相性の良い魚種
金魚と一緒に飼育しやすい魚としては以下の種類が挙げられます。
ドジョウ
コリドラス
プラティ
ネオンテトラ
カージナルテトラ
特にドジョウやコリドラスのような底物の魚、丸々とした体型のプラティやグラミーなどの熱帯魚は、金魚との混泳がうまくいくことが多いです。
また、意外に思われるかもしれませんが、ネオンテトラやカージナルテトラも小型で温和な性格をしており、金魚と一緒に泳いでいても問題ありません。これらの魚は速く泳ぐものの、性格が穏やかであるため、金魚との相性が良いと言えます。
まとめ
初めて金魚を飼育する場合、和金、琉金、朱文金、コメットなどの丈夫で飼育しやすい種類から始めるのがおすすめです。これらの種類は環境の変化にも強く、初心者でも管理が容易です。
一方、ランチュウやピンポンパールなどの高級品種は、独特の体型や美しさがありますが、飼育難易度がやや高めです。水質管理や適切な環境作りが求められるため、飼育経験を積んでから挑戦すると良いでしょう。
金魚の飼育では、水質管理、適切な餌、十分なスペースが重要です。また、金魚のサイズに合わせた水槽選びや、混泳する場合の相性にも注意が必要です。
お気に入りの金魚を見つけて、その魅力を存分に楽しんでください。金魚との生活が心豊かなものになることを願っています。